ネットショップと運送会社と送料
2009年08月10日

ネットショップでは、送料は重要なファクターで、お客様の購入時には、他店との比較対象にもなるかと思います。
ですので、できるだけ安い送料で発送できるように、継続的な努力が必要になります。

メール便と宅配便

ネットショップを運営していて、お客様から頂く声で多いのが。
「メール便を利用できませんか!?」というご意見です。
メール便は送料が安いので、利用したいのは山々なのですが。

開店当初、メール便を利用していたところ。
遅配・誤配・不達が頻発し、お客様にご迷惑をおかけしたこともありました。
また、そのトラブルの解決に、多大な労力を消費しました。

お客様が望まれることなので、実現したいとは思うのですが。
トラブルを内包する方法を利用し続けるのは、失客リスクもあり。
そのリスクを内包して、トラブルの解決に労力を消費するのであれば、お客様へのサービス・商品に力を注いだ方が良いかと思っています。

また、迅速・確実に商品をお届けするのも、ネットショップとしての仕事と考え。
それ以後は、すべて宅配便を利用しています。

それから数年が経過しているので、改善されているかもしれませんが。
メール便は、運送会社側でも外注となっていて、管理しきれない部分もあるのか。
メール便の廃棄・不達のニュースも、たまに耳にします。

発送時も、宅配便・メール便と、2系統の発送方法があると。
工数が増え、その管理コストも増加するので。
発送の数量を増やして、全体的に送料を押さえてメール便の価格に近づける努力をしています。

運送会社

宅配便の代表的な運送会社といえば、ヤマト運輸佐川急便です。
今年の秋に、郵便と日本通運が、宅配便事業の統合を行うので。
それが出揃えば、宅配便の3強となるでしょう。

私は運送会社を決める際には、メインとなるサイズと一番安くしたい価格帯を詳細に伝えて、相見積もりを取ります。
それで、運送会社に相互に見積もりを見せて、それぞれのベストプライスを提供してもらい決定します。
決定後も、配送の数量・サイズを見ながら、定期的に料金を見直してもらいます。

発送時には、送り状発行システム用のCSVを生成しているのですが。
それも、都道府県毎に運送会社を簡単に切り替えれるようにしています。

運送会社の印象

ヤマト運輸

運送会社としては、一番ベストな選択かと思います。
荷扱いも丁寧で、日時指定も確実、ヤマト運輸を希望されるお客様も多いです。
ただ、佐川急便と比較すると、料金は高めです。

送り状発行システムは、少し分かりにくいのと。
インストール時に、アカウントを発行してもらわないと駄目なので少し面倒です。
使い心地は、まぁまぁといったところでしょうか。

佐川急便

配達担当者によっても左右されるかと思いますが。
破損や、日時指定での配達ができないなどのトラブルが多めです。
ただ、最近は料金を安めに提示してくれます。

送り状発行システムは、良い感じだと思います。
ただ、送り状の発行時点で、請求がかかるようで。
送り状の発行ミスをした場合は、担当者に伝えて請求の取り消しをしてもらう必要があります。

送料の低価格化

以前に比べると、ネットショップが発展して、運送会社での荷物数も増える傾向で。
それに伴って、送料の低価格化も進んでいる気がします。

実際に、アマゾンなどでは、全国一律300円で。
しかも、1,500円以上で送料無料なので、ベースの送料は大分安く設定してもらっているのではないでしょうか。
聞いたところによると、メール便ベースで、アマゾン用に特別に設定されていて、発送も特別扱いをされているようです。

アマゾンとは、規模的に比較にもなりませんが。
ここでは、これまで私が行ってきた送料を安くしてもらう方法をご紹介します。
また、私の運営するネットショップでは、梱包代・送料の実費をすべてのご注文で多少ならして、お客様から頂いています。

荷物数を増やす。

まずは、これが前提で荷物数が増えないと安くしてもらえません。
これまでの感じとしては、月間の発送数が、100個・300個・500個・1000個などの時期に交渉すると良い気がします。

メインとなるサイズを伝える。

私の商材は、小さい物がメインなので、大きい物はたまにあるぐらいなので。
大きい物が出た場合の送料は、自社で飲み込むようにして、メインの価格帯を低めに設定してもらいます。

メインとなるエリアを伝える。

ほとんどの運送会社の見積もりは、北海道・東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州・沖縄と設定されています。
また、沖縄・離島などは別途となることもあります。

私の運営するショップは、幸いなことに地域的に日本の真ん中の富山県で、比較的送料が休めです。
また、田舎なので月間の発送数が少なくても、運送会社が重宝してくれて、送料を休めに設定してくれる気がします。

これまでのお客様のエリア分布を見ると、送料が高くなりがちな、北海道は約4%、沖縄県は約1%となっています。
また、メインとなる関東・中部・関西は、約70%となります。

当初は、全国一律の送料を設定していましたが、このエリア分布を見てから。
運送会社には、関東・中部・関西を安めにと伝えて、同様に送料も設定してします。

サイズが大きくなると、北海道・沖縄県では、送料が高くなりがちなので。
北海道・沖縄県のお客様には申し訳ないですが。
別途送料を高く設定するのも良いかと思います。

運送会社を固定化しない。

運送会社を固定化した方が、担当者・作業・フローにも慣れてくるので、効率的にはなるのですが。
逆に考えれば、運送会社を変更し辛くなるデメリットがあります。

どんなに好条件でも、簡単に運送会社を変更できなければ、変更時の人的コストが大きくなりすぎて、そのメリットを享受できなくなります。
馴れ合いになるよりは、競争になった方が、好条件を提示する必要性が出るでしょうし、改善する意識が出るのかなと思います。

ただこの場合、どこの運送会社でも対応できるフローと体制を作る必要もあります。
私の場合は、HPでは運送会社を複数提示しておいて、バックグラウンドでは都道府県レベルで送料・運送会社を変更できるようにして。
いつでも、簡単に運送会社を変更できるようにしています。

定期的に契約を見直す。

今秋に、郵便と日本通運が、宅配便事業の統合を行います。
これで3強となると思われ、さらに競争が激化すると思います。

やはり、こういった市場の変化は常に起こると思われますので。
恒常的に情報を収集して、定期的に運送会社の選択と、契約の見直しが必要かと思います。

送料の無料化・半額化

私の運営するネットショップでは、送料の無料化・半額化を行っています。
おおよそ、客単価のラインで半額化を行い。
その2倍程度で、無料化を行っています。

これまでの客単価をすべてデータ化して。
1,000円単位で、購入者数と全体の割合を見れるようにしています。

それを見ると。
送料の無料化・半額化のライン上での購入者数が増加しています。
なので、どのラインに設定するかにもよりますが、送料の無料化・半額化は、客単価増加の施策として有効かと思います。

スタッフプロフィール

スタッフプロフィール

Dreal 代表
滝譲二
独学でHTML・CSS・PHP・MySQL・SEO・SEMを学び、複数のホームページ・ネットショップを運営し成功させる。
その手法は、ユーザー第一主義、運営の効率化・自動化・仕組化・システム化を徹底するとともに、マーケットの変化に柔軟かつスピーディーに対応すること。

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